- 更新日:2019.11.10
- 投稿日:2018.09.03
巧漬けのやり方を徹底解説!ハイプレッシャーエリアもこれで怖くない!注意点も含めて解説!
最近話題の、ワームに匂いを付けて集魚力とバイト時間を高める「巧漬け」をやってみました。
これをやることで、1匹でも多くのバスを釣ることでができると評判が高いので、是非参考にしてみてください。
巧漬け(タクミ漬け)とは?
巧漬けとは、伊藤巧さんが考案したワームに匂いと味を付ける手法になります。
よくワームに「S.A.Fマテリア配合」や「エビフォーミラー配合」など記載してあるワームを見たことありませんでしょうか?
あの独特な匂いの付いたワームを自作できる方法になります。
この方法を、プロの「川村光大郎さん」や「青木大介さん」もこの手法をしており、ビックバスを釣り上げています。
ちなみに、S.A.FマテリアはS(ソルト).A(アミノ酸).F(フレーバー)の頭文字になります。
この匂いや味が付いたワームは、集魚力+バイト時間を長くする役目があり、ハイプレッシャーエリアなどバスが警戒しているフィールドなどでバスが餌だと思い1匹でも多く釣るために開発された手法になります。
プレッシャーが掛かっていないエリアで使えば、入れ食い状態になるそうですよ!
巧み漬けのやり方!
まず、いくつか用意しなければならないものがあります。
巧み漬けに必要な3つのアイテム!
必要アイテム
- バイトバスリキッド
- ワームを漬ける容器
- バイトパウダー エビ
この3つが用意ができましたら、あとは自分の好きなワームを用意してください。
巧み漬けするワームをチョイス
今回五三川によく行きますので、下記のワームを巧み漬けしたいと思います。
※ここでの注意点は塩が入っていないワームにすることです。
今回用意したワーム
- レイドジャパン バトルホッグ2.5インチ
- レイドジャパン バギークロー
- O.S,P ドライブクロー3インチ
この3種類を巧み漬けしてみました。
ワームを容器に綺麗に並べる
バイトバスリキッドを入れる容器に、ワームを綺麗に並べます。
綺麗に並べないと、ワームに癖が付いてしまい、本来の動きが出ないことがありますので、ここは慎重にやりましょう。
バイトバスリキッドを2本用意
バイトバスリキッドの1本あたり50mlと少量のため、多くのワームを巧み漬けしたい場合は最低でも2本用意してください。
今回3種類のワームを漬け込むため、1.5本で足りました。(1本では確実に足りません)
バイトバスリキッドをワームがヒタヒタに浸かるぐらいまでリキッドを入れます。
これで準備完了です。
最低1週間漬ける!
巧み漬けとは、ワームに修行させると言われており、ドラゴンボールの世界でいうと「精神の時の部屋」みたいな感じです。
ですので、数時間でできる物ではありません。
最低でも、1週間漬け込むことで、ワームに味と匂いが染み込みます。
プロの方は、大会でも使用しており、陸王などの企画では、1年〜2年以上漬け込んだ、ワームを使用しているそうです。
ワームの保管場所について
ワームの保管場所についてなのですが、普段は部屋や外でも良いのですが、効率よくワームに味と匂いを浸透させるために、温度変化がある場所をおすすめします。
伊藤巧さんが、おすすめする場所は、車内の中になります。
日中は温度が高く、夜は気温が下がるため、温度が高まるとワームが膨らみその中に液が染み込み、気温が下がるとワームが伸縮するため、ワームに液が浸透する仕組みになっています。
漬け終わったらバイトパウダーをまぶす
漬け終わったワームを取り出し、キッチンペーパーなどでオイルを軽く拭きます。
この際、ワームがヌルヌルしており非常に扱いにくいので「バイトパウダー」をまぶします。
バイトパウダーは、エビの粉末のようなもので、ヌメリが取れる+染み込んだ味を外に出しにくくする効果があります。
ここで、あれ?味が外に出ないと集魚力効果が出ないのでは?と思った方。
実は、集魚力効果は、このバイトパウダーで補います。
巧み漬けをすることで、バイト時間を長くすることができ、バイトパウダーで集魚力を高めると思っていただければOKです。
もちろん、ワームからある程度の匂いがしますので、バイトバスリキッドだけでも集魚力効果はあると思いますが、
水につけた際に、拡散させる役目がこのバイトパウダーです。
ここまでが、巧漬けのやり方になります。
巧み漬けやり方まとめ!
巧み漬けのポイント
- バイトバスリキッドを1本以上用意する
- 塩が入っていない好きなワームを容器に入れ、1週間以上液体に漬ける
- 漬け終わったらバイトパウダーをまぶし、集魚力効果をアップ!
今回利用した「巧み漬け」の必要なアイテムはネットで取り寄せることが可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。
巧漬けの注意点3点!
実は、どんなワームでも巧漬けできる訳ではありません。
ゲーリーヤマモトなどの塩が入った高比重ワームなどを巧漬けすると、ワームが膨らんでしまい、大きくなってしまいます。
ですので、巧漬けするワームは、塩が入っていないワームがおすすめとなっています。
そして、色移りするということでうす。
バイトバスリキッドには、少しオレンジっぽい色が付いています。
これがワームに浸透しますので、透明なワームは少し黄色っぽいカラーになってしまうことがありますので、色には注意しましょう。
そして、もう1点注意点があります。
それが、匂いです。
このバイトバスリキッドは、匂いが非常に強烈なため、部屋でやると臭くて居られなくなる可能性があるので、必ず換気できる場所や外でやることをおすすめします。
容器から匂いが漏れる可能性もあるため、巧漬けした容器は袋などに入れておくと万が一液が溢れても安心できます。
是非、みなさんも巧漬けをして、ハイプレッシャーエリアでもバスを釣っちゃいましょう!
バイトバスリキッドが売っていない場合!
最後に、バイトバスリキッドは入荷してもすぐに完売してしまうことが多く、入手困難なケースがあります。
現に、Amazonなどでも高額で取引されている事がありますので、そんな場合はジークラック社から発売されている「サフ・フォーミュラー」やバークレイ社の「ガルプ」はいかがでしょうか。
これも、巧漬けのようなもので、ワームに味と匂いを漬けることができます。