• 更新日:2019.10.26
  • 投稿日:2019.10.26

中古バス釣りロッドはあり?なし?中古ロッドの選び方をご紹介!

バス釣りは、やればやるほどお金が掛かる釣りだと思います。
ロッドやリールやルアーなど色々な物を揃えなければ始めることができなく、意外と1つ1つが高いところがあります。

そこで、少しでも費用を抑えようと中古ロッドを視野に入れて検討する方は多いと思います。

自分も実際に、ポイズングロリアス166Mを中古で購入しずっと愛用し続けています。
しかし、中古ロッドにもどんな部分を見て選んだら良いのか迷うこともあると思いますので、長く使えて壊れないロッドの選び方をご紹介していきたいと思います。

中古ロッドはあり?なし?

結論から言いますと、「あり」です。
なぜなら、ロッドの作りはリールに比べて単純で、使用頻度で劣化する部分が少ないため、中古でも本来の性能を十分に引き出すことができます。

リールの場合は、何度も巻いたりするため、金属部分であるギアが擦れて摩耗してしまいます。
それに比べて、ロッドが摩耗するのは、リング部分やグリップの擦れなどになるため、ロッドの一番大切な「しなり」にはあまり関係ありません。

ですので、中古ロッドの選び方を間違えなければ、なんの問題はありませんので、是非視野に入れてみてください。

中古ロッドの選び方

まず、中古ですので、経年劣化は避けられません。
これは、見た目から分かる部分もあるのですが、使用頻度によって見分けがつかない部分もあります。

そこで、まずここだけは見ておいたほうが良い!という部分をご紹介したいと思います。

第一ガイドの状態チェック

第一ガイド

第一ガイドは、一番繊細な部分であり、一番ぶつけやすく壊れやすい部分になっています。
よく、釣り場で木に引っ掛けたりすると、まず最初にぶつかるのがこの部分ですね。
ですので、この部分に目立った傷があったりする場合は、その後の使用で折れたりすることがあるので、避けたほうが良いです。

全ガイドのリングをチェック

ガイドのリング

最近のロッドでは、sicリングが搭載されていることが多いと思います。
このsicは非常に硬く、ヤスリで削っても傷がつかないほどの強度を持っています。(村田基さんが実際にやっています。)
しかし、いくら強度が高くても一点に力が加わりすぎると、欠けてしまったりすることがあります。

ですので、リング内に傷が無いか指でチェックするなど、細かく見たほうが買ったあと交換しなくて済みます。

ガイドの歪みをチェック

歪みチェック

ガイドは、非常に簡単に曲がります。
釣り場で、ロッドを地面に置き、ガイドを踏んでしまうと確実に曲がったり折れたりする部分なので、扱いには注意しなければなりません。
多少の歪みなら、ペンチで簡単に直せますが、この歪みがあることでキャスト制度が下がったり、飛距離が飛ばなかったりしますので注意が必要です。

確認方法は、一番手前のガイド部分から直線に先端を見ることで、歪んでいるかどうか一瞬で判断が付きますので、必ず確認しておきましょう。
1ピースロッドの場合は、そのまま確認して大丈夫ですが、2ピースロッドの場合、分離する部分がズレていないかどうかも合わせて見ておきましょう。

リールシートの汚れをチェック

リールシート

ベイトリールの場合、リールシートはすぐに汚れます。
放置しておくと、なかなか取れない汚れにもなるため、どれだけ丁寧に扱っていたかの基準になるため、綺麗な物を選びましょう。
ここは、誰でも簡単にチェックできる場所なので、まずは見ることが大切です。

ベンディングカーブのチェック

ベンディングカーブ

この部分は、ロッドの硬さによって様々ですが、自分が意図している硬さかどうかの確認ができる方法なので、必ず確認するようにしましょう。
店頭では、天井などに当てると破損の原因にもつながる可能性があるため、定員さんに声をかけて確認するようにしてください。

これらの項目をチェックしておくことで、状態の良い中古ロッドを選ぶことができます。

中古ロッドをどこで探すか

中古ロッドは、釣具店などでも取り扱いがありますが、まず見て欲しいのがメルカリやヤフオクといった個人取引が可能な場所です。
このあたりは、価格も安く相場感を知ることもできるため、まず自分が欲しいロッドがないかチェックしてみてください。

細かい汚れなどは、実際に見てみないとわからないので、気になる方は釣具店やタックルベリーなどの中古扱い店に行き、自分の目で上記のことを確認してみてください!

これらをすることで、良いロッドに巡り会えると思います!