- 更新日:2018.07.04
- 投稿日:2018.04.29
初心者が挑むバス釣り五三川!13連続ボウズからついに脱出!
バス釣りを3月下旬から始めて、ビギナーズラックで1匹釣れてから、
13連続ボウズを経験し、そこからどうやって五三川で1匹釣ることができたのかご紹介したいと思います。
バス釣りはそももそも甘くない!
バス釣りと聞くと小学生でも釣れるイメージがあり、誰でも簡単に釣れる!というイメージがある方もいると思います。
実際にやってみて分かったのですが、かなり難しいです。
フィールドによって、釣果が変わるのはもちろんなのですが、特に五三川はプレッシャーも高く、そんなに簡単に釣ることはできません。
会社を1週間休みを取ることができたので、この休みをすべてバス釣りに費やしたのですが、すべてボウズだった時はさすがに、心が折れそうになりました。
しかし!しっかりフィールドを理解することで、ボウズを回避することができます。
この1ヶ月で、合計130時間以上費やして分かったことや、実際にどんな対策をしていったのかご紹介したいと思います。
バス釣りの基本をしっかり覚えることが大切!
何事も基本から!という言葉がある通り、本当に基本知識は大切になります。
バス釣りで覚えなければいけない知識は、まずは「ブラックバスの特性」を知ることです。
最初、バス釣りを始めた時小さいワームでミミズを演出すれば釣れるだろう!と思っていたのですが、
これは間違いです!
確かに、疑似餌(ルアー)を本物餌と見せるのは大切ですが、そこに魚が居なければ何の意味もありません。
ですので、まずバスは「どんな場所を好んで居るのだろうか?」
これを理解することが大切です。
バスが好むポイントについて
バスが好むポイントとして良く言われるのが、6点ありまずはこれを覚えることが大切です。
- ストラクチャー周り(木の杭などがある場所)
- カバー周り(木が生い茂っていたりする場所)
- ブレイク周り(沖から護岸にかけて駆け上がる場所)
- シェード周り(影になっている場所)
- 護岸際周り
- ハードボトム(地層が固く、石などがゴロゴロしている場所)
この辺りを探ることで、釣果が良くなると言われていますので、まずこのポイントを理解することが大切です。
見落としがちなのが、護岸際とハードボトム周り
五三川で、バス釣りをしていると、初心者の場合どうしても沖側にキャストしたり、
ストラクチャーやカバー周りを重点に探ることが多いのですが、それより先に護岸際スレスレを狙うのが大切になります。
確かに、ストラクチャー周りを狙うのは鉄板的戦略なのですが、先に護岸際を狙うことで、護岸際にいるバスを釣ることができます。
護岸際を先に狙う理由としては、ストラクチャーの場合、護岸から離れている事が多いため、バスに気づかれにくく、
逆に、護岸際は、自身が移動している足音や影などでバスに気づかれ逃げてしまうことがあるため、まず先に狙ってほしいのが護岸際になります。
そして、ハードボトムを見つけることが大切です。
ダウンショットリグやボトムズル引きでハードボトムをチェック
ハードボトム(地層が固く、石などが点在している場所)付近にバスは巣を作るため、よく居ることがあります。
ハードボトムを把握することで、確実に釣果に結びつけることができるため、もし連続ボウズを回避したいのであれば、そのポイントでどこがハードボトムなのか調べるのが大切です。
調べ方としては、ダウンショットリグやクランクベイト系ルアーでボトムがどうなっているのか調べると良いでしょう。
ダウンショットリグの場合、重りが石などに当たると、ロッドにコツコツとした振動が伝わってきます。
また、クランクベイトなど潜るルアーの場合、リップが石に当たる感触がロッドを通して分かります。
おすすめなのは、ダウンショットリグで調べる方法です。
五三川の場合、地層に色々な物があるため、根掛かりが非常に多いです。
地層を分かっていない初心者がいきなり、ハードルアー系でボトムノックさせてしまうと、高確率で根掛かりしてルアーをロストします。
ですので、ロストリスクもあるためワーム系のダウンショットリグで、地層を調べるのをおすすめします。
ここまでが、バスが居る基礎的なポイントとなります。
この基礎知識があるかないかで、全く釣果が変わってきますので、必ず覚えておくことが大切です。
10連続ボウズをした後にやったこと
筆者の場合、早く1匹を釣りたいため、基礎知識は覚えたのですが、結構闇雲に投げることが多かったです。
季節は4月のため、水温も暖かくなってきており、バスの活性は上がっているはず!
Youtubeなどで、釣れているルアーを買い、同じポイントに投げていても釣れない!
なぜなのか!
ここで、10連続ボウズをしたあとに、バス釣りをするやり方を変えました。
1日の釣りスケジュールを変えた!
今まで五三川で釣りをしていたときにやっていたのは、有名なポイントに入りひたすら歩きながら、ルアーを投げて巻いてダメなら移動を繰り返していました。
この方法では、いつ釣れるのか分からないため、1日のスケジュールを考えました。
大きく分けて、「朝」「昼」「夕方」この3つで釣り方を変えました。
朝と夕方は有名ポイントで釣りをやる!
まず、朝と夕方はバスが餌を捕食するため活性が高く、ひたすら従来どおりの方法でポイントにキャストするを繰り返しました。
そして、変えたのは昼の時間帯です。
昼は、ボトムチェックにすべてをかける!
昼間になると、バスを釣ることが難しくなり、魚の活性が一気に下がります。
朝は、ボイルやライズしていることがあり魚の活性が満ち溢れていますが、昼間になると一気に活性が下がりシーンとなります。
そこで、活性が下がる=釣れる可能性が低くなると判断し、昼間の間は五三川のどこがハードボトムなのかを徹底的に調べました。
上流から下流のポイントらしい場所に対して、ダウンショットリグで地層を調べ、ここにバスが居そうという場所を虱潰しに調べ回りました。
これを3日間繰り返し行い、自分なりに良さそうなポイントを調べました。
ついに、13連続ボウズから脱出!
五三川に通い始めて、14回目にしてついに30cmと40cmほどのバスを2匹釣り上げることに成功しました!
その時の写真がこれ!
事前に調べ上げたハードボトム周りと朝活性が上がるボイルの場所を調べ、見事に戦略が的中しました!
この瞬間が本当に嬉しかったです!
もちろん、4月下旬になり水温も上がり釣れやすくなったこともあったと思いますが、自分が考えた戦略とマッチし釣れたときは最高です!
釣ったときの戦略!
4月下旬になると、7時頃までボイルしていることが分かり、その周辺でハードボトムがある場所に対して、「レアリス ロザンテ63SP」をボトムノックさせながら巻くことで、バスが捕食しているベイトに近づけることができ、釣り上げることができました。
今回釣れたポイントは、五三川の養鶏場前というところになります。
この養鶏場前から上流の橋付近までの間が、ハードボトムがありボイルする場所がありますので、そこで釣ることができました。
今回調べて分かったハードボトムがある場所を紹介!
色々調べて、ここなら釣れそうというポイントを紹介したいと思います。
養鶏場前付近
幼稚園前付近
下流の「くの字」カーブ付近
最下流水路前付近
このGoogleMAPでピンを立てた付近が石など硬い地層になっており、バスが居そうと判断しています。
もちろん、他にもハードボトムの場所はあると思いますが、自分が気になった場所はこの辺りになります。
是非、ボウズを回避したい方は参考にしてみてください。
今回釣れたルアー レアリス ロザンテ 63SP
このルアーは、昔から五三川で釣れると有名なルアーになります。
五三川で捕食しているベイトの大きさと動きが似ていると評判があり、釣果が伸びていると思われます。
まとめ
今回13連続ボウズから学ぶことが多くありました。
なぜ釣れないのかをひたすら考え、どうしたら釣れるのかの戦略を練り、ひたすら基礎知識とYoutube動画を参考にポイントを調べ、実際に自分でもポイントを確かめていくことで、ここなら釣れそうという感覚が身につき始めました。
もちろん、今回紹介した戦略はバス釣りするにあたっての一部分だけですので、「風が吹いたらどうするのか!」や「雨や増水したらどうするのか!」など、まだまだ考える事は多いですが、これからもより戦略を考えながら楽しんでいこうと思います。